今日の日経平均は、▲256円の19145円と続落。
売買代金は、前日よりも増加して2.0兆円台となり、4日ぶりに2兆円を超えました。
本日は昨日のNY市場が下落したことなどを受け、19301円で寄り付き、下落してスタートしました。
その後、寄りでつけた19301円が日中高値となり、売りに押されて下値を切り下げる動きに。
後場入り後の13時16分には19092円まで下げ、前日よりも300円以上安くなる場面もありました。
そこからは戻り方向に動いたのですが、戻りは鈍く、久々に値幅を伴った下げとなりました。
なお、昨日の日中安値19364円に対して、今日の日中高値は19301円だったので、本日は60円程度マドを空けて下げるという動きでした。
ここのところ年末年始を控えて売買代金が減少し、日中の値幅も100円に満たない等、あまり動意が見られない動きが続いてきたのですが、今日は久しぶりに値動きが見られました。
今日は打診売りをしてみた
日経平均は12/21に19592円の高値をつけてからほぼ横ばいの動きとなっていたのですが、今日、19092円まで下げた事で、高値の翌日につけた19327円の安値を大きく割り込んできました。
また、前述したように、久しぶりにマドを空けての下げとなっています。
その他、昨日のNY市場では、NYダウ、sp500、ナスダックの日足が、前日の寄り値と引けの実態部分を陰線で包み込む、所謂、包み足っぽい感じの形状になっています。
これらの動きを見る限り、ここまで続いてきたトランプラリーでの戻り相場に変化が出てきた可能性もあることから、今日は打診で売りをしてみました。
今のところ、夜間に入ってから、日経平均先物が一時18980円の安値をつける等やや軟調な動きとなっているのですが、この流れを引き継いで明日も下げるような展開になると、戻り地合いに変化が生じているという見方が強くなると思います。
逆に明日反発となると、今日の下げはダマシとなる可能性があります。
なお、いよいよ明日が波乱含みの動きとなった、2016年を締めくくる大納会となります。
昨年の大納会は一応上げて終わったのですが、年明けから急落の動きとなりました。
はたして今年はどのような動きになるのでしょうか。
ここのところ、やや退屈な値動きが続いていたので、このまま年明けまでこんな感じかと思っていたのですが、ここにきて注目度合いが高くなってきました。