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為替の円高傾向が一服しないと、日経平均の上抜けはまだ難しそうな感じ

日経平均 日経平均
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今日の日経平均は19419円で寄り付き、高寄りしてスタートしたのですが、その後は売りに押される展開となり、11時に前日よりも50円程度安い19329円まで下落しました。

そこからは引けにかけて戻り方向となったのですが、終値はプラス圏までは戻せずに▲1円とわずかにマイナスでクローズしました。

今日上げてくれば、いよいよ上値抜けに向けた動きとなるかと思っていたのですが、売買代金は2.1兆円台となり、昨日よりも増加となったものの、日中の動きは上下の値幅が100円に満たず、動きとしては今一つぱっとしない感じでした。

なお、日経平均はここまでの高値が1/5につけた19615円なので、高値までまだ少し距離があります。

それに対して、TOPIXは今日の日中高値は1559.51まであり、1月以降の高値ラインのほぼ上限に位置しています。

この動きからすると、そろそろ上値抜けとなってもおかしくないと思うのですが、なかなかそうはなりません。

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今日上げてくれば、いよいよ上抜けかという感じもあったが‥‥

現状、株価の上値追いを妨げているのが、円高です。

株の方は、1月の高値以降のレンジ上限に位置しており、一目均衡表の遅行線も陽転の動きとなっているのですが、

ドル円の方は12/15につけた118円60~70銭の高値に比べて、だいぶ下の方でうろうろしています。

このため、一目均衡表の遅行線も、26日前の日足水準にちょうど追いついているものの、陽転となるにはもう少し時間がかかりそうな所に位置しています。

今日の引け後も、夜間市場で為替がやや円高に振れている事もあり、日経平均先物は一時19270円まで下げる動きとなっています。

どうも今の市場環境では、為替の円高傾向が一段落した感じが出てこないと、株が上方向に抜けてくるのは難しいような感じです。

なお、為替の円高傾向が一段落した感じが出てくるためには、一目均衡表の遅行線が陽転となる必要があるかと思うのですが、仮に今と同じような動き方がまだ暫く続くとなると、場合によってはあと1~2週間程度、時間を要するというかたちになるのかもしれません。

 

※2/5の記事「 日経平均はここから第5波の上昇へ移行し、21,000~22,000円を目指す方向となるか 」で書いたように、現状はこの先、上方向へ動く動き方を想定しています。

日経平均が上昇すると考えた場合、従来は大阪取引所に上場している日経平均先物を買うというスタンスになったのですが、今は以下の記事でも書いたように、日経平均先物を買うならば、くりっく株365で買った方が良いと考えています。

⇒ 日経平均先物取引をするなら、くりっく株365がおススメなわけ

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