昨日のNY市場はスタート後は高く、前日の日中高値よりも上に行く場面もあったのですが、結局、前日とほぼ変わらない水準での引けとなりました。
で、今日の東京市場は、ドル円が再び円高方向に振れた事もあり、日経平均は18717円と安寄りでスタート。
その後、13時26分に前日よりも130円程度安い18661円まで売られたのですが、引けにかけて戻り足となり、▲50円の18747円でのクローズとなりました。
昨日はドル円が一時111円50~60銭程度まで戻り、5日線よりも上に行く場面もあったので、あとはNYが切り返してくるかどうかがポイントになるかと思っていたのですが、NYは結局上がり切れずに終了。
そして、今日はドル円が110円40銭近辺まで下げ、再度110円10銭近辺の安値方向を試す動きとなっているので、相変わらず方向感がはっきりしない動きが続いているという事になります。
ドル円は三度目の正直で安値割れとなるのか? それとも再び安値割れを回避するのか?
現状ドル円は、3/27と4/7でつけた110円10銭近辺の安値を試す動きとなっています。
仮にここでも当該安値を割れない動きとなれば、3回トライしてもそれを抜けない事になるので、この下値は相当堅いということになり、その後は反転方向に向かうと思われます。
ドル円が反転方向に向かえば、日経平均もここから切り返す動きが強くなってくると思われるので、目先は110円10銭近辺の安値を維持できるかという点がポイントになります。
なお、直近では110円40銭近辺まで下げているため、日経平均先物も軟調なのですが、ドル円が下げているわりにはそれほど下げておらず、比較的堅調のような感じもします。
ただ、ドル円が安値割れとなれば、日経平均への影響も大きくなるので、このラインを死守できるのか否か、要注目です。