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ナスダックの200日線との乖離は+20%超えで、約11年ぶりの高水準

ナスダック ナスダック
出所:SBI証券
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今日の日経平均は23323円で寄り付き、続伸でスタート。

寄り直後に23338円で高値をつけて、昨日の戻り高値23316円を更新しました。

その後は戻り売りに押されて、10時21分に23222円まで下落。

前日比で20円程度マイナスとなる場面もありました。

ただ、そこから切り返して、引けは+39円の23289円で終了。

日経平均は4日続伸となりました。

今日は、週末が意識され、模様眺めムードが強かったこともあり、売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。

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ナスダックはどこかで日柄面の調整を入れる形になるのではないか

コロナショック後に株価の戻りのペースが早かったのはナスダックになるのですが、同指数は6631.42(3/23)で安値をつけたあと、11126.03(8/7)の高値まで、約4か月半で67%の上昇となっています。

ナスダックは、ここまで大きな下げは入れずに、ハイペースで上昇してきたことで、200日線(昨日の時点で9129.59)との乖離(※)は+21.58%となっています。

(※)200日線との乖離の直近でのピークは、8/6の+22.6%になります。

なお、ナスダックの200日線との乖離が+20%を超えることは、ここしばらくありませんでした。

過去をさかのぼってみると、リーマンショック直後の2009年9月16日に+25.9%をつけたことがあったので、+20%を超えるのは、それ以来、約11年ぶりとなります。

この水準だけをみると、ナスダックは買われすぎであると言えるように思われます。

なお、移動平均線との乖離がある程度、開くと、今度はそれを縮小しようとする動きがどこかで働きます。

移動平均線との乖離が縮小する場合、

①「株価が下がって移動平均線との乖離が縮小する」というのが単純なパターンなのですが、

②「株価はあまり下がらないで日柄調整を入れることで乖離が縮小する」、というパターンもあります。

現状の市場環境で考えると、前者①よりも後者②のパターンで、移動平均線との乖離が縮小するのではないかと想定します。

なお、仮に後者②のパターンで移動平均線との乖離が縮小する形となった場合、ナスダックはどこかで日柄面の調整を入れることになります。

ひとかぶIPO
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