前日の米国株式市場は、ハイテク株に主導され幅広い銘柄に買いが入り、主要3指数がそろって上昇。
これをうけて今日の日経平均は23123円で寄り付き、23000円台にのせてスタートしました。
その後も買われて上値を伸ばす展開となり、13時40分に23316円まで上昇。
そのまま高い水準で引け、+405円の23249円で取引を終了。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は前日並みの2.5兆円台でした。
この次は、24000円の壁を越えられるのかが焦点となる
昨日の日経平均の日中高値は22874円で、今日の同安値は23111円なので、前日よりも200円弱マドを空けて上げる形となりました。
また、今日の日経平均は23316円まで上昇したので、6/9につけた23185円の戻り高値を2か月ぶりに更新する展開となりました。
一方、TOPIXも続伸となりましたが、日中高値は1628.67までで、6/9につけた1633.4の戻り高値を抜けるところまではいきませんでした。
日経平均は6/9につけた23185円の戻り高値を抜けてきたので、次は年初の1/17につけた24115円を目指す展開となります。
2か月近く続いた保ち合いを上に抜ける展開となっているので、ここから短期的に上げのピッチが早くなる展開も想定されます。
これが現時点において想定しているメインシナリオになるのですが、その場合、24000円台到達も比較的早いのではないかと思われます。
なお、2018年以降で、24000円台をつけたのはこれまで3回ありました。
が、過去3回のケースでは、24000円台をつけた後、いずれも上げ失速となっているので、24000円台というのは大きな壁となっています。
仮に今回の上げで24000円台に到達した場合、4度目の正直で、大台突破となるのか、あるいは、今回も従来と同様に壁に当たってはじき返されるのか、動向が注目されるところになります。