前週末の米国株式市場は、米中が通商交渉で第1段階の合意に達したことで主要3指数が一時過去最高値を更新したものの、NYダウとs&p500は横ばいで終了。
今日の日経平均は、前週末の大幅上昇の反動で利益確定売りが先行して、前日よりも70円程度安い23955円でスタートしました。
その後、9時2分に23950円で日中安値をつけた後は切り返しに転じ、13時31分に24036円まで上昇。
一時はプラス圏に浮上する場面もありました。
ただ、米中協議が第1段階の合意に達したものの、第2段階の開始日は未定で不透明感は依然として残っているということで、それ以上買い上がる動きにはならず、再度売られる展開に。
引けにかけて値を下げる動きとなり、最終的には▲70円の23952円で終了。
日経平均は日中の安値圏で引けるかたちになりました。
売買代金は前日よりも減少して1.8兆円台で、再び2兆円の大台を割れました。
サンバイオ株の急落などに足を引っ張られてマザーズ指数は4日続落
今日の日経平均は小幅に下落する動きとなりました。
ただ、日中安値が23950円に対して同高値が24036円だったので、日中値幅が100円に満たずでした。
また、寄り値が23955円に対して、引け値が23952円なので、日足の形状は十字線となりました。
これらの動きをみるかぎり、ここでの下落は先週末の大幅高の反動に伴うものと考えられます。
先週末の大幅高により、5日線の水準は今日の時点で23640円になり、今日の引け値との間でやや開きが生じているので、取り敢えず同線が引け値に追いつくのを待ってから上げ再開という形になるのかもしれません。
(この場合、今日を含めて3日程度横ばいの動きが続いた後で上げ再開となるかもしれません)
なお、11月29日の記事で、マザーズ指数の動きに変化があり、当面の間は堅調な動きが期待できるのではないか、と書いたのですが、同指数は11/29に921.77で目先のピークをつけた後、今日はサンバイオ株の急落などに足を引っ張られて872.97まで下落する動きとなっております。
ということで、今のところ上記で書いた見方はハズレているという事になるのですが、ただ、以下のような点から鑑みると、ここで下げて押し目を入れた後は、再び戻り方向に回帰する形になるのではないかと考えております。
①11/29に921.77まで上げて、9/26の894.05の高値を抜けて、1/21の979.72から続いてきた切り下がり型の波動が切り上がり型に転換している。
②2018年1月24日の高値1367.86から下落傾向が続いてきた中で、200日線を超えることがずっとできていなかったが、11/25~12/11にかけて同線を一時的に上回った。
※明日は出張のため、更新が飛ぶかもしれません。
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