前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が揃って堅調だったことをうけて、今日の日経平均は29906円で寄り付き、100円程度高く始まりました。
ただ、9時4分に28909円の高値をつけると戻り売りに押される展開となり、10時46分に29623円まで下押ししました。
後場は下げ渋ったものの、引け際に手仕舞い売りが出て、▲119円の29688円で終了。
日経平均は5日ぶりに反落となりました。
騰落銘柄数は、値上がり銘柄が410に対して、値下がり銘柄は1706で、値下がり銘柄が優勢でした。
売買代金は前日並みの2.7兆円台でした。
マザーズ指数は昨日の段階で200日線を超えてきている
日経平均は3万円の大台に接近する場面もあったのですが、昨日に続いてそこからは戻りに押される展開となりました。
日経平均は3万円の大台を前にしてやや伸び悩む動きとなっていますが、ここにきてマザーズ指数に動きが出てきているような感じもします。
マザーズ指数の売買代金の推移をみますと、先週の11月10日は1458億円でしたが、今週に入ってから2000億円台にのせる日が続き、
11月15日:2033億円
11月16日:2127億円
11月17日:2259億円
と、じりじりと売買代金が増える傾向にあります。
マザーズ指数は昨年10月14日に1368で高値をつけてから、調整する動きとなり、今年の8月18日の993まで下げる動きとなっていました。
しかし、8月18日の993から切り返す動きとなり、昨日の段階で200日線(今日の時点で1162)を超えて本日、4日ぶりに反落して1175で引けています。
本日の日中高値は1189までだったので、9/14の1194.88は超えることができませんでした。
昨年10月14日に1368で高値をつけてから上値を切り下げる動きが続いてきたのですが、仮にここから9/14の1194.88を超えてくると、これまで続いてきた流れに変化が現れることになります。
マザーズ指数は昨年高値をつけてからすでに1年近く経過しているので、ここで流れに変化が出てくると、この先の動きが期待できるところになります。