前週末の米国株市場でNYダウが今年最大の上げ幅を記録したことを受け、東京市場でも先物主導で全体指数が押し上げられる展開に。
日経平均は、31864円で寄り付き、300円以上高い水準でスタート。
9時2分に31798円まで下げた後は、継続して買われる展開となり、日中の高値で引ける展開に。
日経平均は、+693円の32217円で3日続伸となりました。
売買代金は3.8兆円台でした。
マザーズ指数は昨年の戻り高値813.79から続く上値抵抗線を突破!
前週末の日中高値が31555円に対して、今日の同安値が31798円だったので、240円程度マドを空けて上げる展開となりました。
先週木曜日から金曜日にかけても、31185~31257円でマドを空けているので、仮に明日もマドを空けて上昇する形になると、三空での上げとなるので、目先上げ一服となる可能性が出てきます。
75日線との乖離率も今日の時点で+12.52%まで拡大しているので、この点からも目先上げ一服となる可能性が感じられます。
ただ、現状、「押し目待ちに押し目なし」の展開となっているので、場合によってはまだここでは止まらず、さらに上にいってしまう可能性もあります。
アベノミクス相場初期の2013年5月の時は、75日線との乖離率が+22.72%まで行ったことがあるので、とりあえず現時点でどこまでいくのか、上値を想定するのは難しいと思います。
ので、こういう相場環境の時は、とりあえずいけるところまでついていく、というスタンスがよいのかと思います。
なお、先週金曜日あたりから出遅れていたマザーズ指数にも動きが出始めているような感じがします。
本日、+2.59%の上げで、昨年の戻り高値813.79から続く上値抵抗線を突破していきています。
この点から見ても、これまで大きく出遅れていたマザーズ指数の今後の動きは注目されます。