木曜日のNY市場は引き続き好調で、マド空きで始まり、6日続伸。
sp500は、高値更新となりました。
ただ、為替がやや円高方向に振れたこともあり、昨日の日経平均は前日よりも15円程度安い16798円でスタート。
その後も小安い水準で一進一退の動きが継続したのですが、後場に入ると円高の動きがやや強まり、昨日の日中安値19720円を割り込む展開となりました。
そこからやや下げを広げ、最終的には▲126円の19686円と、日中の安値で引ける展開となりました。
昨日は会社関係の飲みがあり、更新が飛びました。
木曜日のNY市場は上げだったので、金曜日は前日に引き続き、戻り継続となるかと思ったのですが、為替の動きに足を引っ張られ、結局一度もプラス圏に浮上できないまま、マイナスでの引けとなりました。
ドル円の戻りが鈍い割には日経平均は戻している感じ
一方、昨日のNY市場は高安マチマチで、NYダウは▲2と小幅安で5/18から続いてきた続伸は6日でストップ。
それに対して、sp500とナスダックは小幅高でクローズしました。
NYダウは6日続伸で一旦ストップとなったのですが、NY市場はロシアゲート疑惑で急落した5/18が安値となり、当面は戻り方向で、暫くは高値更新が継続すると思われます。
一方で、ドル円については、4/17の108円10~20銭の安値から5/11の114円30~40銭の高値までは、戻りの勢いはあったのですが、ロシアゲート疑惑で急落した際につけた5/18の110円20~30銭の安値からの戻りの勢いは今一つとなっています。
現状では、ドル円の戻りが鈍い点が、日経平均の足を引っ張っていると言えるのですが、5/18の安値からの戻りをみると、ドル円の戻りが鈍い割には日経平均はまあ戻しているような感じがします。
地合いが悪ければ、日経平均の戻りも今一つとなるのでしょうが、そうはなっていないので、地合いとしてはそう悪くないという感じなのかと思います。
なお、NYが高値更新となる中、日経平均はなかなか2万円を超えられず、出遅れが目立つのですが、日経平均のEPS(1株あたり利益)は4/末あたりから上昇傾向にあり、昨日の段階で1401円まで上げてきています。
ドル円の戻りが鈍い点はやや気になりますが、業績面は堅調で、バリュエーションの面では日経平均に割高感はありませんので、いずれNYの高値更新に追いつく形で、2万円抜けとなると考えます。