本日の日経平均は19697円で寄り付いた後、9時20分に19627円まで下落。
そこから反転し、10時26分には19736円まで上昇と、寄付きから1時間半ぐらいの間はそこそこ動きがありました。
しかし、その後は徐々に上げ幅を縮める展開となり、最終的には寄り値とほぼ同水準の19682円で終わりました。
TOPIXは+0.79と小幅に反発だったのですが、日経平均は▲4円で小幅に続落となりました。
今日は日中の値幅は100円超えだったのですが、商いは閑散で、1.7兆円台と、2兆円割れでした。
日経平均が18224(4/17)から19998(5/16)まで上げた時は、上げ方にそこそこ勢いがあり、商いもそれなりにありました。
しかし、5/18にロシアゲート疑惑で19449(5/18)まで下げて以降、上げ方、商い共に今一つの動きが続いています。
ドル円が戻らないと、日経平均もなかなか上方向に向かえない
19449(5/18)からの戻りが弱いのは、為替の動き、特にドル円の動きが鈍い事に起因しています。
ドル円は5/17に大きく下げ、25日線を割り込む水準まで一気に下げたことで、チャートの形状が悪化しています。
5/18につけた110円20~30銭程度の安値から、じわりじわりと戻す方向にあるのですが、戻りの勢いは今一つという感じです。
現状の日本株はドル円連動の動きが強いため、日経平均が2万円抜けとなるためには、ドル円の戻りにもう少し勢いが出てくる必要があります。
しかし、今の所は、勢いが出てくるような兆しは見られません。
なお、現状では次回、6月13~14日に開催されるFOMCでの利上げは濃厚と言われています。
その前の3月に利上げした際は、2月の末あたりから3月14~15日のFOMCにかけてドルが戻る方向に動いたので、仮に今回も同じような動きとなるとしたら、そろそろ戻り方向に入る動きが出てきてもおかしくないと思うのですが‥‥。
取りあえず、今晩はNY市場もお休みですので、明日も今日と同じような材料不足で方向感に欠けるという展開となるのかもしれません。