今日の日経平均は、昨日のNY高をうけて20048円と2万円を超えて寄り付き、高くスタートしました。
その後、9時6分に20061円まで上げたのですが、そこで上昇はストップ。
そこからは、ECB理事会やコミー前FBI長官の議会証言、イギリス総選挙等の本日夜間のイベントを控えて、前日終値近辺で上下する展開に。
しかし、14時過ぎに日銀の出口論に関する報道を受けて、為替が円高方向に動くと、日経平均も値を下げる動きになりました。
日中安値は19896円まで下落し、昨日の安値19908円を下回り、最終的には▲75円の19909円と、日中のほぼ安値圏で引ける形となりました。
売買代金は前日よりも増加し、2.5兆円台でした。
今日は夜間のイベントを控えて動きが少ないかと思っていたのですが、14時過ぎから値を下げる方向に動いてきました。
今日まで下げとなったので、イベント通過後、材料出尽くしで逆に上げるという展開にならないか?
日経平均は19896円まで下落したので、6/1~2にかけて空けたマド19887~19967円をほぼ埋めてくる形となりました。
6/2に20239円の高値をつけてから、今日の安値19896円まで、日柄では5日(両端入れ)、値幅で343円下げています。
ここまでは、重要イベントを警戒して、値を下げるという動きになっています。
また、本日までの下落で、前述したマドを埋める動きになっているので、イベントを通過した後は、材料出尽くしで逆に上げるという展開になるのではないかと考えているのですが、果たして明日はどう動いてくるでしょうか。
なお、先ほど開かれたECB理事会を受けて、ユーロはやや売り優勢という動きになっています。
明日は国内ではメジャーSQでもあるので、イベント通過を転機に、市場に動きが出てくるか、注目したいと思います。