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日経平均、TOPIXともにアベノミクス相場以降のザラ場高値を2年数か月ぶりに更新

日経平均チャート 日経平均
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今日の日経平均は20958円で始まり、2015年6月24日につけたアベノミクス相場における日中高値20952円を寄り値で更新してスタートしました。

その後、10時7分に20917円まで押し戻される場面もあったのですが、後場寄り後の12時42分には20994円まで上昇。

21000円の大台まであと一歩という所に迫る場面もありました。

そこからはやや伸び悩み、最終的には+73円の20954円でクローズする形となりました。

売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。

本日、日経平均は8日続伸で、約2年3か月半ぶりにアベノミクス相場後のザラ場高値を更新。

終値は1996年11月29日以来、約20年11カ月ぶりの高値で引けました。

TOPIXも日中高値は1703まであったので、2015年8月11日の高値1702を抜けてきました。

10/3の記事「日経平均は9/21につけたザラ場高値を8日ぶりに更新。近いうちに2015年高値も抜ける動きとなるのではないか」で、

「まだ暫く上げ相場は継続すると見ているので、近く上記高値(アベノミクス相場以降の高値)を抜けてくる動きになるのではないかと考えています」

と書いたのですが、そこから約10日程度で高値更新となりました。

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TOPIXはバブル崩壊以降の上昇相場の最長期間を更新

本日はTOPIXも2015年8月11日につけた高値を超えてきたので、2012年6月の安値から続いている上昇期間が5年超えとなりました。

1990年のバブル崩壊以降、TOPIXの上昇相場の最長期間は、2003年3月⇒2007年2月までの約4年間でした。

それが、本日高値抜けとなった事で、バブル崩壊以降の上昇相場の最長期間を更新する形となりました。

9/20の記事「年初の高値を奪還してきているので、次のターゲットは2015年半ばにつけた高値抜け」でも書いた事になるのですが、このことは、1990年から20年以上続いてきたデフレ相場からの脱却を示唆するものとなるのかもしれないので、けっこう重要なポイントとなるのではないかと考えます。

なお、デフレ相場から脱却した場合、株式投資は買い有利というスタンスになります。

日本の場合、デフレ相場の期間があまりにも長かったので、デフレ相場から脱却したとしてもNY市場のように一本調子で上がっていくという相場展開になるのには時間がかかると思います。

ただ、長期的な方向性としては、右肩上がりで上がるというトレンドに移行していくのではないかと考えます。

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