前日の海外市場で、ECB理事会が穏やかな資産買い入れ額の縮小プランを示したことで、欧米株が上昇。
これをうけて、今日の日経平均は21903円で寄り付き、高寄りで開始しました。
その後、9時46分に21815円まで値を落とした後は、上値追いに転じ、引け際の14時55分に22016円まで上昇。
10/25につけた21921円の高値を抜けてきました。
そして、そのまま高値水準で引け、+268円の22008円で取引を終了。
引け値ベースで22000円の大台を超える形となりました。
売買代金は前日よりも大きく増加して3.1兆円台となり、10/25に続いての3兆円台のせとなりました。
10/25の記事「日経平均は17連騰ならず。当面の高値目標は22500~23000円あたりと考えるのが妥当なのではないか」で、
「連騰記録はストップしたものの、上げが継続する中、買い遅れていた所が下げた局面は拾ってくると思われるので、下げたとしても下げは長くは続かないのではないかと考えます」
と書きましたが、結局下げとなったのは10/25の1日だけで、再び高値を抜けてくる展開となりました。
21000円台超えから、本日の22000円の大台のせまで、わずか11営業日で達成
上記の10/25の記事でも書いたように、当面の高値目標は22500~23000円あたりと考えています。
本日、引け値で22008円まで来た事で、この高値目標まであと500~1000円程度の所まで来たという事になります。
なお、昨日の記事「指標面から見ると、まだ過熱感は見られないので、強い地合いは暫く続くのではないか」でも書きましたが、ここのところ連騰記録を更新するという動きも見られましたが、まだ過熱感が漂うという感じにはなっていないと考えています。
ただ、日経平均が21000円の大台を超えてから、本日22000円の大台にのせるまで、その間の期間はわずか11営業日なので、上げのペースがやや早いという感じはしています。
仮に今の上げのペースが続くとすると、11/10あたりには22500~23000円あたりまで来てしまいそうな感じもします。
10/2の記事「10月末~11月上旬あたりまでは、あまり大きな下げはなく、上昇基調をたどるのではないか」で書いたように、11月上旬辺りは日柄的に一つの節目になるかもしれないと、もともと考えていた所になります。
節目となりそうな日柄で、節目となりそうな値幅に到達した場合、そこで短期的には上げの動きが一旦止まるという形になるのかもしれません。
(あくまでも短期的な動きではという事。中期的な上昇は当面続くと見ています)
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