FOMCの議事要旨がハト派的な内容と受け止められて、ドル安・円高が進行。
寄り付きから売りが先行し、日経平均は22390円と安寄りでスタート。
その後、9時17分に22381円まで下げた後は押し目買いが入り、切り返しに転じました。
後場は日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑や、円高一服で戻り歩調になり、引け前の14時44分に22567円まで上昇。
引けは+27円の22550円で、3日続伸でクローズとなりました。
売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台で、4日連続で3兆円の大台割れでした。
今週に入ってから商いがやや低調気味なのですが、指数は上昇が続き、3日続伸となっています。
なお、日経平均は23382(11/9)の高値をつけたあと、21972(11/16)まで下落。
そこから現在は、戻り歩調にあるという感じになります。
値固めが終われば、再度高値追いの方向へトレンドは回帰すると思われる
日経平均は23382(11/9)で高値をつけたのですが、そこからの経過日柄は、今日で11日目(両端入れ)となります。
11/20の記事「日経平均は反落で調整継続中だが、日柄調整は今週~12月の第2週あたりで一巡するのではないか」で、
「調整が一巡するのは、ざっくりといって、10~20日程度がいい所ではないかと考えています」
と書いたのですが、今日で11日目なので、日柄的には頃合いが良いゾーンに入りつつあるのではないかと考えます。
また、21972(11/16)の安値からの戻り高値は22757(11/17)にあります。
この先、上記の戻り高値を超えてくると、戻り方向への勢いがついてくる可能性があるかもしれません。
いずれにしろ、今は年末高に向けて揉み合い・値固めをしている段階にあると思いますので、これが終われば再度高値追い(※)の方向へトレンドは回帰すると思います。
よって、この揉み合いで安くなった所は押し目買い有利と考えます。
(※)日経平均が上昇すると考えた場合、日経平均の動きに連動するETFを買うという手もあります。
なお、手数料の安さという面で証券会社を選ぶとすると、SBI証券や楽天証券といったネット証券大手ではなく、GMOクリック証券か、ライブスター証券あたりが有利という事になります。