今日の日経平均は、前週末の米国株の上昇を手掛かりに 22657円で寄り付き、前週末よりも100円程度高い水準でスタートしました。
しかし、中国株安が投資家の慎重姿勢を強めたことで、利益確定売りが広がり、買いは続かず下げに転換。
14時に22423円まで下げ、100円以上安くなる場面もありました。
引けにかけてはやや下げ幅を縮める動きとなり、▲54円の22495円と、4日ぶりに反落するかたちとなりました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.4兆円台でしたが、今日も3兆円の大台割れでした。
先週金曜日の日経平均は安寄り後に反発となり、陽線での引けとなっていたので、今日もその動きが継続となるかと思っていたのですが、買い優勢だったのは寄付きまでで、以降は失速という動きになりました。
11/21の記事「日経平均は反発で5日線も上げに転じる。調整は終了し、再度上げトレンドに回帰した可能性も」で、
再度上げトレンドに回帰した可能性もあるかと書いたのですが、上げトレンドの回帰はまだで、日柄調整が依然として続いているという感じになるのかと思われます。
為替はじりじりと円高方向に振れているが、その割には大きくは下げないという動きになっている
日経平均は23382(11/9)の高値をつけてから調整する動きとなっているのですが、この間、為替はじりじりと円高方向に振れ、直近でドル円は111円に近い水準まで下落するという動きになっています。
しかし、日経平均は大きく下げるという動きにはなっていません。
以前ならば、為替が円高方向に振れると株も売られるという動きでした。
それが、今は円高方向に振れてもそれほど下げないという感じになっているので、相場の地合いとしてはやはり強いのだと考えます。
なお、現状では、11月上旬まで続いた高値追いの動きは止まっており、商いも3兆円超えを連発していた時期と比べると、やや細り気味となっています。
ただ、これは、ここから大きく下げる前の段階での動きではなく、あくまでもここから上に行く前に調整をいれるための動きになると思います。
よって、ここから下げる場面があれば、押し目を拾っていく(※)というスタンスが依然として有効である、という考えに相違はありません。
(※)日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うという選択肢もありますが、日経平均先物を買う場合と比較して、くりっく株365の買いには①配当がつく、②取引期限がない等のメリットがあります(以下の記事ご参照)
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