前日の米株安や、円高気味な為替の動きが嫌気され、大型株を中心に売りが先行。
日経平均は22621円で寄り付き、前日よりも70円程度安い水準でスタートしました。
その後、11時20分には22478円まで下げ、200円以上下げる場面もありました。
しかし、後場に入ると先物主導で持ち直し、14時1分には22745円まで上げ、プラス圏を回復しました。
が、買いは続かず、そこからは再度下落となり、最終的には▲141円の22553円で4日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.3兆円台で、久しぶりに3兆円の大台超えでした。
今日は上に下に、なんとも動きが定まらない1日でした。
後場に入ってからプラスに転じてきたので、今日は陽線でプラスで引けるかと思ったのですが、結局、陰線でマイナスでの引けとなりました。
昨日まで3日続落だったので、今日あたりは反発してくるかと思っていたのですが、今日もマイナスでした。
レンジ圏内で動く、横ばいでの調整波動が継続中
今日の日経平均の日中安値は22478円まであったので、12/7~8にかけて空けたマド22515~22625円を埋めてきました。
日経平均は22119(12/6)の安値から反発に転じてきているのですが、ここから上げに転じてきているのであれば、上記のマドは埋めずに上に行ってもおかしくないと考えていました。
しかし、戻りは12/12の22994.33円までで、そこから再度下落してマドを埋める動きとなっているので、22119(12/6)の安値から上げの波動に転じているのではなく、23382(11/9)から続く調整波動は未だに継続していると見るのが妥当かと思われます。
なお、この調整波動は、下値を切り下げていく波動ではなく、22000円辺りが下値で、23000円辺りが上値という、レンジ圏内で動く横ばいでの調整波動と見ているのですが、
今日の時点で22500円近辺まで押してきたので、ちょうどレンジ圏内の中間に近い水準まで下げてきた形となりました。
また、25日線が今日の段階で22548円に位置しているので、同線に近い水準まで再び落ちてきているという感じになっています。
その他、下げの日柄も、22994.33(12/12)から今日の時点で4日目(両端入れ)で、22994.31(12/1)から22119(12/6)までの日柄(4日)と並んでいます。
以上のような点からみると、ここら辺りで下げが止まり、上げのトレンドにそろそろ回帰する形になってもおかしくはないのではないかと考えますが、果たしてどうでしょうか。
(この所、同じような事を書いておりますが……)