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日経平均は2/6のザラ場安値を維持できないかもしれないが、底打ちのタイミングは近いとする見方は変わらず

日経平均チャート 日経平均
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今日の日経平均は、国内連休中の米国株の上昇を支えに買いが先行。

21633円で寄り付き、前日よりも250円程度高い水準でスタートしました。

その後、前引け前の11時26分に21679円まで上昇。

一時上げ幅は300円程度となりました。

しかし、外部環境への警戒は依然根強く、主力株の一角や先物にポジション調整売りが出たことを背景に、後場に入ると一転して下げに転換。

日経平均は、引け際の14時55分に21211円まで下落し、大引けは▲137円の21244円で、先週金曜日に続き、続落となりました。

売買代金は前日よりも減少して3.7兆円台でした。

先週金曜日、そして昨日とNY市場は高かったので、今日は反転してくるかと思ったのですが、買いの勢いは午前中までしか続かず。

終わってみれば続落で、終値ベースの安値を更新する動きとなりました。

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日経平均PERは、今日の下げでとうとう13倍割れに

今日の日経平均の日中安値は21211円だったので、終値ベースで安値を更新する動きとなったものの、ザラ場ベースでは2/6の21078円は維持するかたちとなりました。

ただ、ザラ場が引けた後、夜間市場に入ってから円高が進行した事などもあり、日経平均先物は一時20900円まで下げる動きとなっています。

このままいくと、明日にでも2/6の21078円を割ってくる動きとなるのかもしれません。

なかなか底打ちっぽい動きが見えない状況が依然として続くのですが、

今日の時点で日経平均EPS(1株あたり利益)は1644円まで上昇。これに伴い、日経平均PERは12.92倍まで低下しています。

ブレグジットショックがあった当日の日経平均PERは12.62倍なので、この水準にだいぶ近づいてきています。

また、24129(1/23)の高値からの引け値ベースの波動を見ますと、以下の通り、3段下げが進行中で、今は恐らく3段目の最後の下げをやっている最中になるのではないかと見られます。

1段下げ:24124(1/23)⇒ 23098(1/31)

2段下げ:23486(2/1)⇒ 21610(2/6)

3段下げ:21890(2/8)⇒ 現在進行中

その他、24129(1/23)の高値からの経過日柄で見ますと、今日の時点で高値からの日柄は15日目(両端入れ)。

2013年5月に、15942(5/23)から12415(6/15)まで、急落した事があったのですが、この時の日柄が16日だったので、この日柄に近付いています。

また、週足で見た場合、9/8の安値から今週で24週目になります。

1/11の記事「 20週サイクルの高値を既につけたのか、それとも同高値はまだつけていないのか? 」でも書いたように、2015年10月2日の週から続く20週サイクルは最長で24週なので、仮に20週サイクルが未だに有効であるとすると、同サイクルの安値をそろそろつけるタイミングにあるといえます。

以上のような点から鑑みますと、明日以降、2/6の21078円の安値は維持できないかもしれないのですが、現状は安値をつけるタイミングに位置しているので、24129(1/23)の高値から始まった調整相場は間もなく終わるのではないかと考えます。

(※)この先、日経平均が上昇すると考えた場合、日経平均の動きに連動するETFを買うという手もあります。

ETFを買うにあたって、どうせだったら手数料が安い証券会社の方が良いと考えた場合、手数料が安い証券会社としては、GMOクリック証券や、ライブスター証券などがあります。

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