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日経平均は下落だが、3日連続で高値引け。これは2か月近く続いた調整局面が変化する兆しか?

日経平均チャート 日経平均
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前日のNY市場でハイテク株を中心に大きく値下がりした流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行。

日経平均は前日よりも400円以上安い20893円で寄り付きました。

その後、9時57分に20776円まで下落。

一時下げ幅は500円を超える場面もありました。

しかしそこから切り返す動きとなり、引けは▲286円の21031円。

日中の高値で引ける動きとなりました。

売買代金は前日よりも減少して2.7兆円台。

なお、一昨日、昨日も日中の高値で引ける動きなので、陽線での引けはこれで3日連続となりました。

昨日のNYダウの下落率が▲1.43%で、今日の日経平均の下落率が▲1.34%なので、表面的にはNYダウと同程度下げる形となっているのですが、今日は配当落ちが160円程度あったので、それを含めて考えると、NYほどは下げなかったという事になります。

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徐々にではあるが、変化の兆しのようなものも感じられるようになってきている

これまではNYが下げると、日本株はそれ以上下げるという動きが続いてきました。

しかし、今日は配当落ちを含めると、NYほど下げていない形となっています。

また、24129(1/23)からの調整局面の日足を見ますと、陽線よりも陰線が多くなっていますが、ここ3日間は高値で引けた陽線が3本並んでいます。

このような形は、これまでの調整局面の中では見られなかった形となります。

このような点は、2か月近く続いた下げ局面が変化する兆しになるのかもしれません。

24129(1/23)からの波動の形を見ますと、下げて上げて、下げて上げて、再度下がるという形で、5つの波で下げる形になっています。

この波動の形からは、今は24129(1/23)からの調整局面の最終局面になり、反転するタイミングが近づいているという事が言えるのではないかと思います。

なお、直近の戻り高値21971(3/12)を超えてくると、下値切り下げの波動から転換する形となりますが、そこまで戻るにはまだ少し距離があります。

ただ、徐々にではありますが、従来の調整の流れから変化する兆しのようなものも感じられますので、どのタイミングで反転入りとなるのか、転換のポイントを見極めていく所になると考えます。

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