本日は、米中貿易戦争に対する過度な懸念が後退。
ドル円が111円台前半まで円安に振れたことや、米株価指数先物が上昇した事等を背景に、日経平均は3日続伸。
+72円の23002円で引け、終値では23000円台にのせ、2月2日以来、3カ月半ぶりに水準となりました。
ただ、日経平均はプラスとなりましたが、TOPIXは▲1.5の1813と下落。
売買代金も2.1兆円台で、23000円の大台を回復した割には盛り上がらずでした。
今日は前場の段階で23000円台にのせ、前引け前の11時23分には23050円まで上昇しました。
23000円台は一つの節目ではあったので、同水準回復で上げの勢いがついてくるかと期待したのですが、そういう展開にはならず。
むしろ、大台乗せで上値が重くなるという感じの動き方でした。
日経平均は3日続伸で、23000円の大台を回復
本日、日経平均は23050円まで上昇したことで、2/2~5にかけて空けたマド(22967~23122円)を一部埋めてきました。
5/7の記事「日経平均は22500円近辺で足踏み状態が続くが、これを抜ければ次は23000円方向を目指す展開に」でも書いたように、23000円近辺まで上げてくる形となったのですが、ここからどこまで戻りを試せるのかが次なるポイントとなってきます。
2/2~5にかけて空けたマド埋め水準の上限が23100円程度にあり、
また、24129(1/23)から20347(3/26)の下げに対する76%戻りが23200円程度にあるので、現状では23100~23200円近辺が一つの戻りのメドとなるのではないかと考えています。
日経平均は先週まで8週連続高なので、そろそろ一服してもよい頃合いでもあります。
これらの点からすると、ここら辺りで戻りが止まってもおかしくないという感じもします。
しかし、NY市場がここ最近横ばいの動きが続く中、日経平均はここまで上げてくる形になっているので、ここから仮にNY市場も戻り方向へ動いてくると、更に上を目指すという展開になるのかもしれません。
NY市場が横ばいから戻り再開の動きとなり、東証1部の売買代金も増えてくれば、戻りはあと2~3週間続く可能性もあると思われますので、今週海外市場も含めてどう動いてくるのか、注視していきたいところです。
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