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まだ底を入れたとは判断できないが、水準的には良い所まで下がってきていると思われる

日経平均チャート 日経平均
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前日のNY市場が高かったこともあり、今日の日経平均は21889円で寄り付き、 高くスタート。

そこから10時10分に21927円まで上昇しました。

ただ、本日も後場入りにかけて先物売りが出て指数は軟化。

昨日の安値21784円を割り込み、14時6分に21574円まで下落しました。

しかし、上海株の下げが一服したことが支えとなり、日経平均は引けにかけて急速に下げ幅を縮小。

結局、▲26円の21785円と続落で終了となりました。

騰落銘柄は、値上がり銘柄が486に対して、値下がり銘柄が1541。

指数は小幅下落で終わったのですが、値下がり銘柄が値上がり銘柄を大きく上回る形に。

騰落レシオ(25日)は80.82%となりました。

なお、売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。

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引けにかけて急速に下げ渋り、下ひげありで引ける形となったが‥‥

今日は小高く始まったのですが、結局、本日もその流れを持続できずに途中で失速となり、後場入りにかけて下げ幅を拡大するという、昨日と同じような展開となりました。

ただ、本日は引けにかけて急速に下げ渋ったので、昨日のように日中のほぼ安値で引けるという形にはなりませんでした。

なお、今日は日中の安値から引けにかけて211円戻して引けるという動きになりました。

安値から戻して引けるという形は良いのですが、23050(5/21)からの調整局面では、以下のように安値からある程度戻して引けたものの、結局その日の安値で調整が終了となる形にはなっていません。

①6/20:22167円の安値から終値22555円まで、388円戻して引ける

②6/28:22038円の安値から終値22270円まで、232円戻して引ける

この点からすると、今日は良い感じで戻して引けたものの、この動きだけで底打ちとは判断できないという事になります。

ただ、23050(5/21)~21931(5/30)の下げが▲1119円に対して、直近の戻り高値である23011(6/12)から今日の安値21574円までの下げは▲1437円なので、水準的にはけっこう良い所まで下げてきています。

まだ底を入れたとは判断できませんが、水準的には良い所まできているので、どこで底打ちとなるのかを引き続き、見極めていく所になると考えます。

伊藤寿彦 タイムサイクル分析

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日経平均

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