前日の米国株が安かったことや、為替が円高に振れたことを嫌気し、朝方から売りが先行。
日経平均は23781円で寄り付き、安寄りでスタートしました。
その後、9時5分に23730円まで下げて前日よりも240円程度下げた後は下げ幅を縮小する展開になり、10時35分に23928円まで戻しました。
しかし、戻りはそこまでで、そこからは、今晩に米雇用統計の発表を控えている他、日本市場が明日から3連休前に入る事もあり、再び下落する展開に。
大引けにかけては利益確定売りが優勢となり、最終的には▲191円の23783円で終了となりました。
日経平均は今日も下げた事で3日続落。
売買代金は前日よりも減少して2.7兆円台でした。
場合によってはもうひと押しあるかもしれないが、ミニ調整が終われば、再度上げトレンドに回帰する
本日、日経平均は23730円まで下げた事で、10/2の高値24448円からの下げ幅は▲718円となりました。
現状は昨日の記事でも書いたように、ミニ調整(上昇過程で500~1000円程度下げる調整)を入れている所と見ているのですが、高値から700円程度下げてきたので、ミニ調整の幅としてはまあ良い水準まで下げてきているという感じはします。
25日線とのかい離も、9/26に+4.91%まで開いたのですが、今日の時点で同線が23320円に位置しているので、同線とのかい離は+1.99%まで縮まる形になっています。
というわけで、22172(9/7)から24448(10/2)まで、16日間(両端入れ)で2278円上げ、短期的に過熱感が強まる形になっていたのですが、本日までの3日続落で、過熱感もだいぶ薄まってきたような感じもします。
ただ、22172(9/7)から24448(10/2)まで上げる過程で、23481(9/18)~23672(9/19)でマドを空けているので、場合によってはこのマドを埋める水準となる、23500円近辺までもう一押し入れる可能性もあるかもしれません。
なお、仮にその水準まで押しを入れるとすると、直近の高値からの下げ幅がちょうど1000円程度になり、また、現状23300~23400円程度に位置している、25日線とのかい離もだいぶ縮まる事になるので、そこでミニ調整が終わる事も考えられます。
よって、場合によっては来週あたりにもう一押し入れる可能性もあるかもしれませんが、ミニ調整が終わり、再度上げトレンドに回帰するタイミングも近づきつつあるのではないかと考えます。
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