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日本株の割安感は強いものの、今後の動きはNY市場の動向次第

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
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本日は前日の大幅安の反動で買いが先行。

日経平均は22167円で寄り付き、前日よりも高く始まりました。

しかし、日米の企業決算に対する警戒感や香港、上海株の不安定な値動きが嫌気されて下げに転じ、11時12分に21911円まで下落。

昨日の日中安値  円を下回る場面もありました。

が、後場に入ると、今度は上海株の上昇や日銀のETF買いの思惑などを交えてプラスに転換。

13時55分に22207円まで上げた後は、再度戻されましたが、結局+80円の22091円で終了。

日経平均は小幅ながらも反発で引けました。

売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。

 

前日のNY市場では、NYダウが一時500ドル以上下げる場面があったのですが、下げ幅を縮小して引け、結局125ドル安25199ドルで終了となりました。

昨日は24768ドルまで下げ、10/11の安値24899ドルを割れたのですが、かろうじて200日線の水準(昨日の時点で25158ドル)を維持しました。

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NY市場は、一見すると底入れとなった可能性があるようにも思われるが……

現状、日経平均が不安定な動きとなっているのは、NY市場が落ち着かない事に起因しています。

よって、日本株が反転してくるためにはNY市場が下げ止まる必要があります。

では、昨日のNY市場の動きで底を入れたかというと、まだそう見るのは早計ではないかと考えます。

取りあえず、昨日のNYダウの日足は、下ひげありの小陽線となっています。

昨日は一時500ドル以上下げた後、切り返しているので、一見すると底入れとなった可能性が出てきているようにも見えます。

しかし、下ひげをつけて安値から一旦反発した後も、当該安値を再度割れてくる事があるので、現時点では底を打ったとは判断できません。

よって、日経平均についても、24448(10/2)の高値からの調整局面は依然として継続中と見るのが妥当ではないかと考えます。

なお、今日の時点で日経平均PERは12.73倍で、昨日に続いて13倍割れとなっているので、指標面から見ますと割安水準にあるといえます。

ただ、今の局面では日経平均PERが割安な水準にあるとしても、NY市場の動向次第では更に割安度合いが増してくる可能性もあるので、NY市場がどこで落ち着きを取り戻すのか、注視していく局面が継続する形になります。

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