先週末のNY市場は大幅に下落で、日経平均先物も21220円で終わっていたので、今日は下げて始まるかと思っていたのですが、日経平均は21391円で寄り付き、小幅高でスタート。
その後、9時20分に21363円まで下げ、10円程度マイナスとなったのですが、そこから切り返す展開となり、9時31分には21563円まで上昇。
200円近く上げる場面もありました。
ただ、それ以上、積極的に買い上がる姿勢は限られ、後場は狭いレンジで揉み合う動きとなり、最終的に+132円の21506円で終了しました。
今日は上昇となったものの、商いは盛り上がりに欠け、売買代金は2.0兆円台。
9月10日以来、3カ月ぶりの低水準となりました。
なお、指数は上昇となりましたが、値上がり648銘柄に対し、値下がりが1420銘柄で、相場の地合いとしては今一つの1日でした。
今日は上昇となったが、無理して上げたという感じがしないでもない
今日は下げてもおかしくなかったのですが、先週金曜日に日本株が先行して下げていたこともあり、買い戻し主導で上げ幅を広げる動きとなりました。
ただ、無理して上げているような感じもしたので、感覚的にはやや違和感が残る1日でした。
本日、上げる形にはなりましたが、24448(10/2)からの調整局面が継続中という見方は変わらずです。
なお、本日、値上がり銘柄よりも値下がり銘柄の方が多かったため、騰落レシオ(25日)は前日よりも低下。
79.36%となり、11/7以来、1ヶ月弱ぶりに70%台まで低下してきました。
騰落レシオの水準からすると、そこそこいい水準まで低下しつつあると言えるのですが、ここで下げ止まる形にはならず、前述したように、いずれ20971(10/26)の安値を割り込んでくる形を想定しています。
底をつけるとしたら、同安値を割り込んだ後と見ているので、今はどこでそれが示現するのか、注視している所になります。
なお、そのタイミングは早ければ今週中にも到来すると考えていますが、果たしてどうなるでしょうか。