前日のFOMCを受けて、昨日のNY市場は引けにかけて下げを広げました。
これをうけた今日の東京市場は、売り先行でスタート。
日経平均は20779円で寄り付きました。
その後、10時6分に20841円まで戻した後は、急落する展開に。
日中ほぼ一貫して下げる動きになり、大引け前の14時48分に20282円まで下落。
下げ幅が700円を超える場面もありました。
引けにかけてやや戻したものの、▲595円の20392円で終了。
日経平均は急落で、3日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.0兆円台。
値上がり銘柄が74に対して、値下がり銘柄が2047で、ほぼ全面安の1日でした。
なお、本日、日経平均は20282円まで下げたので、3/26につけた安値20347円も割り込む形となりました。
従来見ていた下値の想定ラインは20000~20500円だったが‥‥
12/14の記事で、 24448(10/2)からの調整はまだ底をつけていないとする見方が強くなった、という記事を書いたのですが、その日の終値21374円から1000円近く下げる形になりました。
で、本日の急落をうけて、上記の記事で書いた下値ゾーンとして考えるレンジ20000~20500円に入ってきました。
ではここで底打ちとなるのかという事なのですが、直近の動き方からすると、恐らくここでは下げが止まらないのではないかと考えます。
12/14の記事で書いたように、24448(10/2)から、a-b-cの3波調整が進行中という見方に変化はないのですが、現在進行中のc波の下げ幅がa波と同程度となる水準が下値ラインとなるのではないか、という感じに見方を修正します。
a波:24448(10/2)⇒20971(10/26)▲3477円
b波:20971(10/26)⇒22698(12/3)+1727円
c波:22698(12/3)⇒現在進行中
c波の下げ幅がa波の下げ幅(▲3477円)と同程度となる水準は、19221円となります。
この水準は、2017年9月8日につけた安値19239円にも近い水準となるので、今回の調整の下値のメドは19000~19500円あたりになるのではないかという事で、見方を下方修正します。