昨日のNY市場は反発でしたが、シカゴ日経平均先物が安かったことから、小幅下落でスタート。
日経平均は21662円で寄り付いた後、11時30分に21627円まで下落しました。
しかし、後場に入ると、日銀によるETF買い期待などを背景に、押し目を拾う動きが支えとなり、プラスに転換。
14時9分には21721円まで上げました。
その後は小高い水準で推移し、+23円の21711円で終了。
日経平均は小反発となりました。
ただ、日経平均は小幅ながらプラスで終わったものの、TOPIXは小反落でした。
なお、売買代金は前日より増加して2.0兆円台で、久しぶりに2兆円の大台回復となりました。
明日のSQは無事に通過か?
今日は日経平均の日中高値が21721円に対して、同安値が21627円で、日中値幅は100円に満たず、動意薄の1日でした。
2月、3月と、SQの日に下げるという動きになっていたので、もしかすると今月もと一応警戒していました。
しかし、今日は動意薄の1日で、指数は高安マチマチだったものの、日経平均、TOPIXともに昨日の安値は割れずに終了。
また、夜間市場に入ってからも、日経平均先物が大きく下げるというわけではなく、今のところ今日の引け値と同じような水準で落ち着いています。
海外市場にも今のところ特に妙な動きは見られません。
以上のような点からみますと、上記で懸念した点は、どうやら杞憂で終わりそうな感じもします。
なお、明日のSQを無事通過した場合、そこから動意づいて再度戻り高値抜けを目指せるかという点が次なる焦点になると考えます。