寄り付き前に発表された1-3月期のGDPが、予想に反してプラス成長となったことを好感した買いが先行。
日経平均は21305円で寄り付いた後、9時5分には21430円まで上昇。
一時、上げ幅を180円程度まで広げました。
しかし、その後、GDPの内容が見かけほど良くないとの見方が広がり、上げ幅を縮小する展開に。
後場に入ると、米中対立激化に対する警戒から手控えムードが広がり、値動きは限られました。
最終的にプラス圏は維持したものの、+51円の21301円で終了。
日経平均は続伸となったものの、伸び悩んで引けました。
売買代金は前日よりも減少して1.9兆円台。
ここのところ、2兆円を維持してきたのですが、久しぶりに大台割れとなりました。
先週金曜日の高値を一時超えたものの、上値が重い感じで今日の取引は終了
本日は日経平均、TOPIXともにプラスで終わったのですが、騰落数は、値上がり855銘柄に対して値下がりが1203銘柄で、値上がりよりも値下がりの方が多い1日でした。
これにより、騰落レシオ(25日)は75.99%まで低下しました。
なお、本日は21430円まで上げて、先週金曜日の高値21398円を一時超えましたが、途中で上げ失速となり、結局寄り値近辺でのクローズとなりました。
このため、日足の形状は、先週金曜日に続き、上髭ありの十字線となっています。
今日の時点で75日線が21416円に位置しているので、ちょうど同線が上値抵抗になっているような感じです。
日経平均は直近では22362(4/24)で戻り高値をつけて、そこから20751(5/14)まで、値幅では1611円下落、日柄では9日下落(両端入れ)。
その後、今日の日中高値21430円まで、値幅では679円戻し、日柄では5日戻しとなっています。(1611円の下落に対する戻り率は42.1%)
先週金曜日と今日で、日足の形状は上値がやや重い感じの上髭ありの十字線となっています。
そして今日も夜間市場に入ってから日経平均先物は下落に転じており、一時21060円まで下げる動きとなっています。
この動き方からしますと、20751(5/14)ではまだ直近の安値はつけておらず、再度安値を試す展開になる可能性もありそうな感じもします。
ただ、仮に再度安値を試す展開になったとしても、当該安値をつけた後は、戻りの1波目(18948円⇒22362円)に続く、戻りの2波目が開始する事になると想定していますので、下げた場合は押し目買いが優位となるのではないかと考えます。
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