昨日のNY市場は下落で、それをうけた今日の日経平均は21474円で寄り付き、60円程度安い水準でスタートしました。
安寄りで寄り付いた後、米中の通商合意には時間を要するとの見方が投資家心理を冷やしたこともあり、10時9分に21380円まで下落し、一時21400円を割れる局面もありました。
しかし、そこからは中国株や米株価指数先物の落ち着きをにらんで押し目買いも入り、大引け前の14時53分には21488円まで戻り、下げ幅を縮めました。
最終的には▲66円の21469円で終了。
日経平均は続落でクローズとなりました。
売買代金は前日よりも増加して1.8兆円台でしたが、今日も引き続き、2兆円の大台には届かずでした。
なお、昨日の日経平均の日中安値が21514円に対して、今日の同高値は21488円だったので、本日は前日よりも26円マドを空けて下げるという動きでした。
200日線割れで、4/15~5/8にかけて見られた動きと似たような動きとなっているが……
昨日の記事で、「7/1~7/16まで、11日間200日線近辺で上下するという動きが続いており、4/15~5/8にかけて見られた動きを踏襲するという事になれば、明日から200日線を大きく下回る動きになると思われます」と書いたのですが、本日、マド空きの下落で、200日線を割れた引けるかたちになりました。
という事で、今のところ、4/15~5/8にかけて見られた動きと似たような動きとなっています。
仮にここからその時と似たような展開になるとすると、その時は5/8の終値21602円から6/4のザラバ安値20289円まで、1300円程度下げる動きとなっているので、この先暫くは下値が広がるという事になります。
ただ、昨日の記事でも書いたように、6/4のザラバ安値20289円から、まだ1ヶ月程度しか上げていません。
また、5/8時点の株数ベースの裁定買い残が3.97億株あったのに対して、7/12時点(直近で公表されている数値)の同残高は2.16億株なので、裁定買い残の水準も大きいとは言えません。
よって、ここから前回と同じような、ここから更に下値が広がるという展開にはならないのではないかと考えます。
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