前日のNY市場は、主要3指数が小反発でしたが、前日大幅安の反動もあり、今日は朝方から幅広く買い戻しが先行。
日経平均は21146円で寄り付き、100円程度高くスタートしました。
その後、半導体関連株が収益環境の改善期待で軒並み高となったほか、上海株の上昇や米株指数先物の底堅い動きも投資家心理の支えとなり、今日は昨日から一転して買い優勢の1日でした。
14時4分に21474円で日中高値をつけた後、そのまま高値圏で取引を終え、+420円の21466円で終了。
昨日の下げ幅が422円だったので、ほぼ行ってこいの展開となりました。
なお、昨日は値下がり銘柄が2000を超えたのですが、今日は値上がり銘柄が2007で、昨日とは正反対の動きでした。
ただ、売買代金は1.9兆円台で、2兆円の大台には届きませんでした。
調整が終われば、再び戻り基調に回帰し、21784(7/2)の戻り高値は抜けてくる展開になるか
昨日の記事で、「今年は2%近く下げた所が目先の底で、翌日以降反転する動きになっている」と書いたのですが、今日の日経平均は+2.0%の上昇で、昨日の急落をわずか1日で取り戻してきました。
昨日は、25日線(今日の時点で21420円)と75日線(今日の時点で21439円)をそれぞれ大きく割り込みましたが、1日でこれら水準を回復しました。
なお、7/5の記事で、「再来週あたりにゴールデンクロス(GC)が示現する形になるか」と書いたのですが、昨日までの動きが冴えなかった事もあり、今日の時点で25日線は75日線の下で、今のところGCはまだ示現していません。
ただ、上述の通り、25日線と75日線の差は、19円程度なので、来週にはGCが示現してくるのではないかと考えます。
今のところ、日経平均は20289(6/4)で安値をつけてから、21784(7/2)まで+1495円上昇。
そこから昨日の安値20993円まで、791円下落。
6/4から7/2までの上げ幅に対して52.9%の押しを入れているので、7/2の戻り高値からの調整は昨日につけた安値で終わったと見てもいいような感じもします。
上記調整が終われば、再び戻り基調に回帰し、21784(7/2)の戻り高値は抜けてくると考えます。
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