先週金曜日の大幅高の反動で、今日の日経平均は21394円で寄り付き、反落してスタート。
その後、9時8分に21317円まで下げ、一時は150円程度マイナスとなりましたが、そこから切り返す展開となり、10時39分に21445円まで上昇。
下落幅を20円程度まで縮めました。
その後は一進一退の展開となり、▲50円の21416円で取引を終える形になりました。
昨日の参院選は、自民、公明両党で改選過半数を上回ったものの、改憲勢力として必要な議席数を獲得できませんでした。
ただ、この結果は想定内との受け止めが多く、特に材料視はされず。
商いは今日も引き続き低調で、売買代金は前日よりも低下して1.6兆円台でした。
25日線~200日線が近接するという状況は、昨年7~9月にかけても見られた
本日は反落となりましたが、先週金曜日の大幅高の反動で下落したと見るのが妥当な見方かと思われます。
7/19の記事で書いたように、21784(7/2)の戻り高値からの調整は、7/18の20993円で終わったと見ていますので、ここから8月に向けて、まずは21784(7/2)の戻り高値抜けを目指し、その後、今年の高値となる22362(4/24)を抜けてくるのではないかと考えています。
なお、今日の時点で、25日線、75日線、200日線は以下の水準となっています。
25日線:21432円
75日線:21444円
200日線:21545円
25日線~200日線の幅は、100円弱程度となっており、現状、これら3つの線が近接しております。
このように、25日線~200日線が近接するという状況は、昨年7~9月にかけても見られました。
この時は、おおよそ22000~23000円のレンジ(中心値は22500円)で1.5ヶ月程度揉み合いになった後、9月に入ってから急騰。
10月2日の高値24448円まで上げるという展開になりました。
現在のこの状況は、昨年7~9月にかけて見られた状況と近いと見ているので、8月あたりに昨年9月に見られたような短期間で上がる局面があるのではないかと考えております。
このような見方をする人は、現状では少数だと思うのですが……。
果たしてどうなるでしょうか。
◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うよりも、くりっく株365を買った方が、取引期限がない、配当がつく等といった面で利点があります。