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先行きに黄色信号が点灯か?昨年秋の株価急落が繰り返される可能性も

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
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前日の米国株主要3指数が大幅に下落し、為替も1ドル107円後半へ円高方向に振れたことで、朝方から売りが先行。

今日の日経平均は21744円で寄り付き、140円程度安い水準でスタートしました。

その後、9時2分に21725円まで値を下げたものの、本日の下値はそこまでで、以降は反転する動きに。

ただ、手掛かり材料難で後場に入ってからは一進一退の動きが続き、▲106円の21778円で終了。

日経平均は反落となりました。

売買代金は前日よりもやや増加して2.0兆円台で、今日は2兆円の大台回復となりました。

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ナスダックは、一目均衡表の雲の下限を引け値で割り込む

昨日のNY市場は、上昇して始まったのですが、途中で失速し、結局下げて終わりました。

主要3指数の中で動きがよくないのがナスダック指数になるのですが、昨日下落して終わったことで一目均衡表の雲の下限を引け値で割り込むかたちになっています。

仮に今晩も下落して終わると、雲の下限を明確に割り込んでくるので、先行きに黄色信号が点灯することになります。

なお、ナスダック指数の今年に入ってからの動きを見ますと、8176(4/29)で1回目のトップをつけた後、8339(7/26)で2回目のトップ、8243(9/12)で3回目のトップをつける形になっています。

このチャートの形状は、所謂、三尊天井の形になっていますので、ここから下落して直前につけた安値(8/5の7662)を割り込むと、更に下げが加速となる可能性もあります。

それに対して日本株は、9月30日時点の裁定残高(株数ベース)は、売り残が7.1億株に対して買い残は2.5億株なので、依然として売り超の状態が続いています。

このため、需給面の状況からみると、まだ戻り優位は続くと考えられるのですが、NY市場が崩れてくると、そうも言ってられなくなります。

昨年10~12月に株価が急落したのですが、今の感じからすると、今年の秋もそれが再現する可能性がありそうな感じもあります。

とりあえず、今晩のNY市場がどう動いてくるのか、注目です。

サクソバンク証券
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日経平均

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