昨日のNYダウの2013ドル安をうけて、今日の日経平均は19474円で寄り付き、200円程度下げてスタートしました。
そこから9時40分に18891円まで下落し、800円程度下げる場面もありましたが、そこからドル円が円安方向にふれるのにあわせて切り返しの動きに転じ、14時39分には19970円まで上昇。
最終的には+168円の19867円で取引を終えました。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.8兆円台で、今年2番目の高水準でした。
騰落銘柄数は、値上がりが1645銘柄に対して、値下がりが477銘柄で、今日は値上がり銘柄が優勢でした。
NY株の落ち着きが待たれるところ
昨日の記事で、「明日急落したところで目先の底を入れる局面が近づくか?」と書いたのですが、今日は朝方急落したものの、切り返して結局プラスで終わりました。
取りあえず今日の日足は、下ひげを残した陽線で引けているので、目先的には底を入れたような感じがしないでもありません。
ただ、日本株に大きな影響を与えるNYダウの動きをみてみますと、29568(2/12)で高値をつけてからの動きは、以下の通りになっています。
①29568(2/12)⇒ 24681(2/28)
②24681(2/28)⇒ 27102(3/4)
③27102(3/4) ⇒ 現在進行中
現状、波動としては①⇒③までしかやっていないので、仮に昨日の安値23706(3/9)から上げに転じて④の戻りをやったとしても、そこから再度下値を試す⑤の動きがあってもおかしくないように思われます。
なお、NYダウは、29568(2/12)~23706(3/9)まで値を下げいてるので、下落率は▲19.8%です。
下落率からみると、けっこういい水準まで下げてきていると言えるのですが、波動からみると下げがまだ残っているような感じもします。
日本株はNY市場の動きをもろにうけるので、NYが落ち着かないと日本株の戻りも期待できません。
というわけで、今晩のNY株がどう動いてくるのか、とりあえず、見て行きたいところです。