前日の米国株市場で主要3指数は下落。
これをうけて今日の日経平均は18686円で寄り付き、200円程度安く始まりました。
その後、11時15分に18784円まで戻して下げを縮める場面もあったのですが、後場後半からは外国人とみられる売りで下げが加速する形となり、大引け前の14時52分には17871円まで下落。
下げ幅は一時1000円を超えました。
そこからやや戻したものの、最終的には▲851円の18065円で終了。
日経平均は3日続落で、3/26以来の大幅安となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.7兆円台。
騰落銘柄数は、値上がりが100銘柄に対して、値下がりが2056銘柄で、ほぼ全面安の1日でした。
リーマンショックの時は、1番底をつけてから1ヶ月程度で一旦2番底をつける展開に
昨日の記事で、4月相場入りで、3/19につけた安値16358円に対する2番底をつけにいく展開になるのではないかと書いたのですが、今日の大幅安でここから2番底をつけにいく展開に入ったと見られます。
なお、リーマンショックの時の日経平均の動きを振り返ると、次の通りになっています。
①6994(2008/10/28)で1番底をつけた後、9521(11/5)まで上昇。
②そこから7406(11/21)まで下落して一旦2番底を形成。
③その後、9325(2009/1/7)まで再度上昇するが、9521(11/5)までは戻しきれず。
④そこから、7021(2009/3/10)まで下落して正式な2番底を形成。その後は上昇基調に転換。
リーマンショックの時は、上記①で1番底をつけてから、②で一旦2番底をつけるまでの期間は18日(両端入れ)でした。
なお、今の日経平均の動きは、16358(3/19)で1番底をつけてから反発。
その後、19564(3/25)で戻り高値をつけ、そこから再度下落して2番底をつけにいく展開になっているのではないかと思われます。
(上記でいうところの①⇒②へ移行する局面ではないかと考えています)
仮に、リーマンショックの時と同じような動きになるとしたら、16358(3/19)から18日目(両端入れ)あたりに2番底をつけにいくかたちになります。
なお、16358(3/19)から18日目というのは、4/14になります。
よって、とりあえず現時点においては、4月半ばあたりに2番底をつけにいく展開になるのではないかと考えます。
(あくまでも現時点の想定です。ここから想定よりも下げが大きかったり、逆に小さかったりすると、見方を変える必要が出てくるかもしれませんが)