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日経平均は3日ぶりに反発で、戻り相場継続の余地がまだ残っているということになったが‥‥

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前日の米株式市場でNYダウが456ドル高と上昇。

原油先物が反発したことも安心感につながり、日経平均株価は19313円で寄り付き、高寄りでスタートしました。

9時21分に19221円まで押した後は、再度買い優勢となり、大引けにかけても上げを拡げる動きとなりました。

引けは+291円の19429円で終了。

日経平均は4日ぶりに反発となりました。

ただ、全般的に様子見気分が強く、商いは低調で、売買代金は前日よりも減少して1.8兆円台で、2兆円割れ。

騰落銘柄数は、値上がりが1866銘柄に対して、値下がりが263銘柄で、値上がり銘柄が全体の8割弱を占めました。

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2段下げが起こる可能性を一応警戒しておくべきという見方は変わらず

一昨日、昨日と、日経平均は2日連続してマドを空けての下落となっていました。

しかし、本日は、昨日の日中高値が19137円に対して、今日の同安値が19221円だったので、一転してマドを空けて上げる形になりました。

また、5日線(今日の時点で19482円)を引け値ベースで回復できなかったものの、一昨日、昨日と、2日連続して下落していた5日線が今日は反転。

3日ぶりに上向きとなりました。

昨日の記事で、3月下旬から続いた戻り相場に黄色信号が点灯と書いたのですが、本日反発となり、日中の高値で引け、引け方も悪くなかったので、戻り相場継続の余地がまだ残っているということになりました。

明日も上昇して続伸となれば、4月上旬の時のように、再び戻り相場に回帰するという動きになるのかもしれません。

ただ、4月20日の記事でも書いたように、日柄面からみると戻り相場がそろそろ頭打ちになってもおかしくない頃合いに差し掛かっているのではないかと考えています。

3月安値から戻り高値までの日柄は21日で、急落時の日柄とほぼ並ぶ
...

急落が始まる前の23806(2/20)から16358(3/19)の安値までの下げの日柄が20日(両端入れ)。

それに対して、16358(3/19)の安値から4/17の戻り高値までの戻りの日柄が21日なので、下げの日柄と戻りの日柄がほぼ同日数となっています。

1990年のバブル崩壊後の値動きを振り返ってみると以下の通りになっております。

①の下げ:38957円(1989年12月29日)⇒27251円(1990年4月5日) 日柄64日

②の戻り:27251円(1990年4月5日) ⇒33186円(1990年7月18日) 日柄72日 

③の下げ:33186円(1990年7月18日)⇒19781円(1990年10月1日) 日柄53日

日柄面で①の下げと同程度の②の戻りがあってから、③の下げがあり、一旦底を入れるという動きになっています。

仮にこの時と似たような動きになるとすると、今は②の戻りをやっているところと見られます。

1990年のバブル崩壊相場の時は、②の戻りがあった後、③の下げがあったので、2段下げが起こる可能性を一応警戒しておくべき所になるのではないかと考えております。

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