前週末の米国株市場で主要3指数が高く引けたことを受け、買い先行でスタート。
日経平均は20097円で寄り付き、60円程度高く始まりました。
その後、9時54分に19999円まで値を下げて、一時は2万円を割り込みました。
しかし、米株価指数先物が強い動きをみせたことがフォロー要因となり、そこからは切り返す展開に。
一部緊急事態宣言が解除され経済活動再開に向けた動きが出ている事をうけ、景気回復に向けた期待感もあり、14時45分には20197円まで上昇。
引けにかけて上げ幅をやや縮めたものの、+96円の20133円で終了。
日経平均は続伸となりました。
ただ、売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。
4月から続く下値抵抗線を維持する形が続く
日経平均は、17646(4/3)と18858(4/22)を結んだラインが現状、下値抵抗線となっています。
先週金曜日に一時同線を下回る動きとなったのですが、引けにかけて下げ幅を縮小して何とか下値抵抗線を維持。
そして、今日も19999円まで下げたので、一時、同線を下回る動きとなりました。
しかし、そこから切り返す動きとなったので、今日の時点でも下値抵抗線を維持する形になっています。
なお、夜間市場に入ってから日経平均先物が上げ、一時20420円をつけるところまで上げてきているので、5/11につけた戻り高値20534円を再度試しにいきそうな感じです。
16358(3/19)で安値をつけてからそろそろ2か月が経過するので、日柄的にはそろそろという感じもします。
戻りを試すピッチも鈍くなってきているような感じもします。
しかし、いまのところは、まだ戻り地合いが継続中となっているようなので、ピークアウトとなる感じ(※)がどこで出てくるのか、引き続き注視して行く局面になると考えます。
(※)下値抵抗線を割れると、戻りがピークアウトした可能性が出てくると考えます。