前日の米国株市場で、NYダウが4日ぶりに反発したほか、ナスダック指数が7日続伸で、過去最高値を更新しました。
これを受け、日経平均も朝方はリスクオンの流れに乗って高く開始し、22636円で寄り付きました。
その後、ナバロ大統領補佐官の発言を受けて米中摩擦が悪化することへの懸念から、10時30分に22257円まで下落。
一時前日比で180円程度マイナスとなる場面もありました。
ただ、そこからは買いなおされて12時31分には22693円まで上昇。
その後は22600円台で一進一退の動きとなり、引けにかけては手仕舞い売りで上げ幅を縮小。
日経平均は+111円の22549円で終了しました。
売買代金は、前日よりも増加して2.2兆円台でした。
ここから6/9につけた23185円の戻り高値を試す方向に動いてくるか
日経平均は、21529(6/15)から22624(6/16)まで急反発したのち、もみ合いの動きに入っています。
ただ、本日、一時22257円まで下落したものの、その後切り返して22693円まで上昇して、22624(6/16)の戻り高値を更新。
また、このところ円高方向に振れていた為替が昨日から反発に転じています。
そのほか、夜間市場に入ってから日経平均先物は一時22760円をつけるところまで上げてきているので、ここから6/9につけた23185円の戻り高値を試す方向に動いてきそうな感じです。
なお、その場合、21529(6/15)で4波目の下げを入れて、そこから5波目の上げに転じる形になると思われます。
昨日の記事でも書きましたが、1波目の上げは16358(3/19)から19564(3/25)まで、値幅で+3206円上げる形だったので、5波目の上げで仮にこれと同程度の値幅を上げる形になると、上値目標は24735円となります。
よって、5波目の上げに移行した場合、2018年10月につけた24448円の高値を抜ける可能性もあると想定されます。