今日の日経平均は22541円で寄り付き、前日とほぼ同水準でスタート。
その後、10時32分に22663円まで上げ、昨日の日中高値22693円に迫る場面もあったのですが、そこから下げに転じて、後場入り後の12時36分に22479円まで下落しました。
ただ、手掛かり材料が少なく、それ以上売り込む動きにはならなかったので、前日終値近辺でクローズ。
日経平均は▲14円の22534円で、小幅反落となりました。
売買代金は、前日よりも減少して2.0兆円台。
本日はマザーズ市場に3銘柄が新規上場し、外部環境に左右されないIPO銘柄に資金が向かったとの見方もあり、方向感に欠ける1日でした。
レンジ下限を下に抜けると、21529(6/15)の下値を再度試す可能性が出てくる
日経平均は昨日、22693円まで上昇して、22624(6/16)の戻り高値を更新。
また、夜間市場に入ってから日経平均先物が上げていたので、今日は上値追いの展開になるかと思っていました。
しかし、結局小幅下落となり、6/17から続くレンジ相場(下は22125円、上は22693円)の動きが継続する形になりました。
なお、このもみ合いは、6/17から今日まで、6日続いています。
ここから上方向に抜けてくれば、25日線を下値に上昇するという形になるので、形状としては順調に上昇基調が続くということになります。
一方、ここからレンジ相場の下限となっている22125円を下に抜けてくるようであると、21529(6/15)の下値を再度試す展開になる可能性が出てきます。
その場合、現状、5日線が22470円で、25日線(今日の時点で22152円)よりも上に位置していますが、それが逆転する可能性も出てきます。
5日線が25日線を下回ると、ミニデッドクロスが示現することになるので、先行き下値を警戒する形になります。
昨日の記事では、5波目の上げに移行している場合、2018年10月につけた24448円の高値を抜ける可能性もあると書いたのですが、
先行して軟化している為替市場では、ユーロ円などが5日線が25日線を下回る、ミニデッドクロスが示現しています。
よって、ここからの動き方によっては、上方向ではなく、下値方向への動きを警戒する必要が出てくるのかもしれません。
とりあえず、6/17から続く、レンジ相場の動きがどちらに振れるのか、見ていく局面となります。