前日の米国株市場は、ロックダウン(都市封鎖)などの感染拡大抑制策が再び実施され、景気が一段と悪化することが懸念され、主要3指数がいずれも2%超下落。
これを受けて今日の日経平均は、22287円でスタート。
その後は10時4分に22423円まで戻したものの、そこから下げて11時14分に22165円まで下落。
後場に入ると日銀のETF買い入れの期待が支えとなり下げ渋る場面も見られました。
しかし、米株先物の動きに追随した一進一退の展開となり、▲274円の22259円で終了。
日経平均は、続落となりました。
売買代金は2.2兆円台でした。
明日もTOPIXが下落となると、ミニデッドクロスが示現する可能性がある
今日の日経平均は続落となりましたが、22259円で終了したので、25日線(今日の時点で22221円)は辛うじて維持しました。
なお、日経平均の6/17以降につけた安値は22125(6/18)になるのですが、今日の日中安値は22165円までだったので、こちらもこの水準は維持しました。
それに対して、TOPIXは1561で引け、25日線(今日の時点で1576)を割り込んで引けました。
また、TOPIXの6/17以降につけた安値は1566(6/18)になるのですが、今日の日中安値は1556まであったので、同安値を維持することはできませんでした。
よって、日経平均とTOPIXの動きで見た場合、TOPIXの方の動きが芳しくないという形になっています。
なお、今日の時点で、TOPIXの5日線は1578に位置しているのに対して、25日線は1576なので、5日線は25日線よりも上に位置しています。
しかし、明日もTOPIXが下落する形になると、5日線が25日線を下回るミニデッドクロスが示現する可能性があります。
4/8から5日線が25日線を上回る状態が続いてきたので、仮にここでミニデッドクロスが示現するようだと、2か月強ぶりに5日線と25日線の位置関係が逆転することになります。
ミニデッドクロスの示現は、潮目の変化の最初の兆しになるかもしれないので、とりあえずここで持ちこたえる事ができるのかという点が、目先の焦点となります。
投資を自動で記録分析してくれる無料アプリ【マイトレード】