前日の米株式市場で、ナスダックはプラスで引けたのですが、NYダウとs&p500は下落で終了。
これをうけた今日の日経平均は22534円で寄り付き、小幅プラスでスタート。
9時33分に22563円まで上げたのですが、東京都の新型コロナ感染者数が240人を超えたと伝わると後場に入り徐々に売り物が膨らむ展開に。
そのまま継続して値を下げる動きとなり、▲238円の22290円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.4兆円台でした。
ここで踏ん張って切り返しに転じることができるのか、という点が目先注目されるポイント
日経平均は昨日、25日線を超えたのですが、本日下落となったことで、再び25日線割れとなりました。
また、7/3から5日線よりも上で推移する動きが続いてきたのですが、こちらも明確に同線を割り込む動きとなりました。
TOPIXについても、今日の動きが冴えなかったことで、7/6から上向きに転じていた5日線が下向きに転換。
1535まで下落したことで、TOPIXは6/15につけた1530の直近安値に接近してきました。
昨日、下落に転じた200日線は今日も下げとなり、これから同線の下落はしばらく継続しそうな感じとなっています。
なお、昨日の記事で、TOPIXの200日線が下向きに変化した点は、中期的には要警戒レベルになるが、日経平均の同線はまだ上向きを維持しているので、短期的にはまだ要警戒まで至らないということを書いたのですが、日経平均の200日線が下向きに転換する気配が出てくるまでは、その見方を維持します。
ただ、ここからまだしばらく冴えない動きが続き、22000円を維持できないような形になると、200日線が下向きに転換する可能性も出てきます。
日経平均の200日線も下向きに転換する形になると、全体的には要警戒モードに移行するので、ここで踏ん張って切り返しに転じることができるのかどうか、という点が目先注目されるポイントになります。