前日の米国株市場で改善色の強い経済指標を好感してNYダウなど主要指数が反発しましたが、日経平均は27102円で寄り付き、50円程度安い水準でスタート。
9時44分に27196円まで上げ、一時40円程度プラス圏に浮上する場面もありましたが、そこから再度失速して13時9分に27002円まで下落しました。
ただ、27000円よりも下にはいかず、マイナス圏でもみ合いで終了。
日経平均は▲102円の27055円で引け、4日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台でした。
日経平均は4日続落だが、全体地合いは悪くない感じ
本日は日経平均は下げたものの、TOPIXはプラスで終了。4日ぶりに反発となりました。
また、騰落銘柄数も、値上がりが1428銘柄に対して、値下がりが686銘柄で、値上がり銘柄が優勢だったので、地合いとしては悪くなかったのかと思われます。
今日の時点で日経平均は4日続落で、5日線(今日の時点で27297円)を昨日に続いて下回っているので、ここから更に調整幅が広がる可能性も出てきています。
ただ、現時点で25日線(今日の時点で26819円)は維持しているので、ここから切り返しに転じてくれば、その懸念はやや薄れてくることになります。
なお、日経平均は昨年大きく上げてきたので、今年はどこかでその反動が出るのではないかと考えているのですが、そのタイミングとしては、ここ(1~2月あたり)で出るか、あるいは、ここで反動がでなければ年央(4~6月)あたりにピークをつけて秋口に向けて下がるというパターンになるのではないかと現時点では考えております。
年初からここまでの動きをみると、日経平均は4日続落となっているので、1~2月あたりに調整するという可能性はあると思います。
しかし、その一方で、仮にここで持ちこたえてくるようであると、調整するタイミングが年央(4~6月)あたりに後づれする可能性もあると考えます。
ここから更に下げを拡る動きとなるのか、あるいは、現在の下げはミニ調整で終わり、その後、切り返しに転じてくるのか。
目先はこのあたりの点が、短期的な焦点となります。