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裁定残高が売り越し超過から買い越し超過の状態に転換したあたりから警戒するスタンスがよいのかもしれない

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前日までに1163円上昇していたこともあり、今日の日経平均は29412円で寄り付き、下落してスタートしました。

9時6分に29368円まで下落しましたが、そこから押し目買いが入り、上昇に転換。

後場入り後にマイナスとなる場面もありましたが、引けにかけて再び買われる展開となり、日中の高値で取引を終了。

+57円の29562円で引け、引け値ベースで連日の高値更新となり、4日続伸となりました。

売買代金は前日よりも減少して2.8兆円台で、3兆円の大台には届かずでした。

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裁定残高はピークの1/3程度に縮小したものの、依然として売り超過状態が継続

2月5日時点の裁定残高をみますと、買い残が5895億円で、11月27日の週以来の5000億円台のせとなり、増加しています。

しかし、売り残が1兆3127億円で、7232億円の売り超過となっています。

昨年5月22日の週の2兆1041億円の売り超過が直近でのピークとなるので、それから比較すると現在は1/3程度の規模にまで売り超が縮小してきています。

しかし、依然として売り超過の状態にあるので、まだ売り方の買い戻し余地は残されているということになります。

なお、裁定残高のこれまで動きをみますと、2019年6月14日の週に買い越しから売り越しに変化し、その後、半年程度、売り超過の状態が続いたあとで、2019年12月20日の週に買い越し超過に転換しています。

しかし、買い越しの状態はわずか3週でストップし、2020年1月10日の週から再び売り超過の状態に戻り、現在までその状態が継続しています。

日経平均がコロナショック前の高値をつけたのが、2020年1月17日の24115円になるので、今から考えると、裁定残高が売り越し超過から買い越し超過の状態になり、再度、売り越し超過の状態に戻ったところが株価のピークでした。

この点から鑑みると、今回も裁定残高が売り越し超過から買い越し超過の状態に転換したあたりから先行き警戒のスタンスで見ていく、という形がよいかもしれない等と考えております。

ひとかぶIPO
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