前日の米国株市場で主要株指数が揃って最高値を更新したことで今日の日経平均は29435円でスタート。
その後、9時29分に29350円まで下落して一時マイナスとなる場面もありましたが、すぐに切り返して上値追いする展開となり、9時55分に29585円まで上昇しました。
そこから利益確定売りに押されて前日終値近辺まで押し戻されるもありましたが、引けにかけて上昇。
+117円の29505円でクローズして日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は前日よりも減少して3.1兆円台でした。
日経平均は上昇となりましたが、騰落銘柄数は、値上がりが933銘柄に対して値下がりが1160銘柄で、値下がり銘柄の方が多い形となりました。
株価の年間を通じての動き方の一般的なイメージとしては
日経平均は昨日に続いて高値更新となり、本日は29585円まで上昇。
3万円の大台到達まで、あと400円程度まで迫る場面もありました。
1月6日の記事で、「年初に調整が入るか、あるいは年央あたりに調整が入るパターンを想定」と書いたのですが、昨日の段階で1/14につけた28979円の高値を抜けてきたので、年初に調整が入るパターンよりも年央あたりに高値をつけるパターンの方が可能性としては高くなってきたように思われます。
なお、株価の年間を通じての動き方をみると、秋口から冬場に安くなった後、翌年年央にかけて高くなり、夏場あたりに動きが停滞して秋口から冬場に再び安くなる、というのが動き方としての一般的なイメージになるのではないかと考えています。
(当然そのような動き方にはならない年もあるので、あくまでも一般的な動き方に関するイメージということになります)
今回は、昨年の秋口(10月30日)につけた安値22948円から上昇基調が鮮明になる動きとなっていますので、秋口から冬場に安くなった後、翌年年央にかけて高くなるという一般的なイメージに近い形になるのではないかと考えておりますが、実際のところはどうなるでしょうか?