本日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが大幅続落となったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が下げ止まる動きをみせたことで、不安心理がやや後退。
買い優勢の展開で始まり、日経平均は29419円で寄り付き、高寄りで始まりました。
9時35分に29686円まで上げた後は高値圏でもみ合う動きとなり、引けは+697円の29663円で終了。
日経平均は大幅高で反発となりました。
前週末の下げ幅が1202円だったので、下落の半分弱戻す形でした。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
先週金曜日の急落で当面の安値をつけたか否かの判断はまだできず
本日は前週末の急落の反動で大幅高となりました。
ただ、日中の高値は29686円までだったので、2/25~26にかけて空けたマド(29760~30044円)を埋めるところまでは戻れず。
また、5日線の水準が今日の時点で29725円だったので、同線の水準までは戻れずでした。
とりあえず、25日線(今日の時点で29216円)は1日で回復しましたが、5日線を上回ることができず、5日線も今日の時点でまだ下降傾向にあります。
日経平均は2/16に30714円で高値をつけたあと、先週金曜日の急落で28966円まで下げ、1748円下落する形になっていますが、28966円で安値をつけたことを確認するためには、まずは5日線よりも上にいき、同線が下向きから上向きに転換してくる必要があります。
明日の時点で5日線が上向きとなるためには、明日の終値が2/22の引け値30156円よりも上にいく必要があるので、先週金曜日の急落で当面の安値をつけたか否かの判断はまだできず、もうしばらく様子をみていく必要があるかと思われます。