今日の日経平均は29478円で寄り付き、300円程度高い水準でスタート。
配当などの権利取りの最終日だったほか、配当再投資絡みの買いもあって堅調に推移し、12時59分には29578円まで上昇。
400円近く高くなる場面もありました。
ただ、米ヘッジファンドの債務不履行に絡むとみられる売りも流入し、後場に入ると上昇幅が縮小。
14時41分に29200円まで値を下げ、上げ幅が20円程度に縮小しました。
そこから引けにかけて再び戻り基調になり、引けは+207円の29384円で終了。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.7兆円台でした。
5日線は再び上向きに転じてくる
日経平均は3日続伸で、25日線(今日の時点で29384円)を回復。
また、3/22の引け値(29174円)よりも上で終わったので、5日線(今日の時点で28938円)も上向きに転じてきました。
30714(2/16)の高値から調整局面にあるのですが、この調整は以下の通り、a⇒b⇒c波の3波で下げるフラット型の調整(横ばい型の調整)で、28379(3/24)で終わった可能性があるのではないかと考えています。
a波:30714(2/16) ⇒ 28308(3/5)
b波:28308(3/5) ⇒ 30485(3/18)
c波:30485(3/18) ⇒ 28379(3/24) 調整終了?
今のところ、28379(3/24)の安値から3日続伸となっており、5日線も再び上向きに転じてきているので、その可能性は出てきているのではないかと考えます。
現状、一目均衡表の遅行線は陰転しているのですが、これがこの先、陽転となり、また、30485(3/18)の戻り高値を超えてくると、更にその見方が強まることになります。