今日の日経平均は28927円で寄り付き、29000円台を割れてスタート。
寄り直後につけた28951円が日中高値となり、その後は下げを拡げる展開に。
国内外で新型コロナウイルスの変異種であるデルタ株の感染が広がっており、これを懸念して景気敏感株などに売りがかさみ、12時56分には28735円まで値を下げて下げ幅は一時300円を超えました。
その後はやや戻したものの、最終的には▲235円の28812円で終了。
日経平均は3日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
日経平均は25日線を割り込む展開に
今週末に6月の米雇用統計発表を控えているほか、このところ月末が安いという状況が続いているため、それを気にした前倒しの売りが出た可能性もあり、今日は冴えない動きとなりました。
日経平均の前日の日中安値は28984円に対して、今日の同高値は28951円なので、30円程度マドを空けて下げる形になりました。
また、5日線(今日の時点で28935円)が下向きに変化したほか、25日線(今日の時点で28926円)も割り込む形になりました。
ここですぐに切り返してくれば問題ないのですが、ここから下げが続いてリカバーできないようだと、下値を模索する動きが継続する可能性もあるので、やや注意が必要になってくるのかもしれません。
なお、本日の下げは、月末が安いという状況が続いているため、それを気にした前倒しの売りが出て下げた可能性があるのであれば、明日はその反動で上げてくるのではないかと思いますが、どうなるでしょうか。