前日の米株式市場で、NYダウが3日続伸し、S&P500種指数は連日の最高値更新となりました。
111円半ばに円安が進んだことも好感されて、日経平均は28719円で寄り付き、小幅上昇で開始。
その後、9時57分に28849円まで上げましたが、そこからは今晩の米6月雇用統計の発表を前に、後場に入ってからは模様眺め状態となりました。
大引けは+76円の28783円で終了。
日経平均は5日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.0兆円台でした。
今晩の米6月雇用統計の結果をうけて、来週以降動きが出てくるか?
日経平均は5日ぶりに反発となりましたが、5日線(今日の時点で28828円)、25日線(今日の時点で28924円)はまだ超えられずとなっています。
ただ、今日は日経平均が+0.27%の上げだったのに対して、TOPIXは+0.88%の上昇で、TOPIX優位の展開でした。
本日、TOPIXは1956.31で引けているのですが、この上げにより、TOPIXは75日線のところで切り返えし、5日線(今日の時点で1950.84)および、25日線(今日の時点で1951.76)を上回る動きとなっています。
ここから来週以降も上げてくれば、もみ合いを抜け出して、高値方向を目指す動きになる可能性もあるので、注目されるところです。
とりあえず、今晩の米6月雇用統計の結果をうけて、来週以降イベント通過で動きがで出てくるかどうかを見ていくところになります。