日経平均、TOPIXともにマドを空けて下げる形となる

今日の東京市場は、前日のNY株の下げをうけて寄り付きから主力株をはじめ広範囲に売りがかさみ、日経平均は28262円で寄り付き、大幅安で開始。

9時2分に28161円まで下げて、一時は下げ幅が500円に近いところまで拡大しました。

ただ、朝方の売りが一巡した後は徐々に押し目買いも散見されるようになり、10時40分に28434円まで戻し、大引けは▲276円の28366円で終了。

日経平均は反落となりました。

売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台でした。

明日切り返してくるようであれば、今日の下げは一時的な突込み安だったとみることもできるように思われる

前日の日経平均の日中安値が28587円に対して、今日の同高値が28434円だったので、前日よりも150円程度マドを空けて下げる形になりました。

ただ、安寄り後に戻す展開となり、寄り値よりも上で引ける形となったので、日足の形状は陽線となりました。

TOPIXも1937.68で引け、75日線（今日の時点で1941.26）を割り込む下落となったものの、日中の安値は1926.61までで、6/21~22に空けたマド（1918.67~1930.99）を一部埋める水準でとりあえず踏みとどまる形になっています。

なお、7/5の記事で、TOPIXは75日線を下回り、かつ、6/21~22に空けたマド（1918.67~1930.99）も埋めてくると、再度下値を試す展開となる可能性もあるので、やや注意が必要となるかもしれませんと書いたのですが、

ここで踏みとどまる形となり、明日切り返してくるようであれば、今日の下げは一時的な突込み安だったとみることもできるように思われます。

しかし、そうはならず、明日も下げるような形になってくると、6/21につけた直近安値（日経平均の場合、27795円）を目指す動きとなるかもしれないので、やや注意が必要かと思われます。