前日の米国株市場でNYダウが急反発し、ナスダック指数も6日ぶりに上昇に転じたことをうけて、今日の日経平均は27747円で開始。
9時46分に27882円まで上げて、一時上げ幅は500円程度となりました。
ただ、新型コロナウイルスへの感染がデルタ株を中心に国内でも広がっていることで、戻り売り圧力も強く、朝方の買いが一巡すると上げ幅を縮小する展開に。
13時59分に27438円まで値を落とし、上げ幅は50円程度にまで縮小しました。
そこから引けにかけてやや戻して、大引けは+159円の27548円で終了。
日経平均は6日ぶりに反発となりました。
ただ、4連休を控えて、様子見ムードも強く、売買代金は前日よりも減少して2.1兆円台でした。
日経平均は6日ぶりに反発
今日の日経平均は6日ぶりに反発しました。
ただ、高寄り後に戻り売りに押されたことで、日足の形状は上髭ありの陰線引け。
引け値で5日線(今日の時点で27774円)を超えられず、200日線(今日の時点で27712円)も上回ることができませんでした。
昨日まで5日続落となっていたことで、とりあえず今日は反発しましたが、引け足はよくないので、下値不安はまだ残る状況となっています。
明日から連休となるので、日本市場が休みの間の動きによっては、来週以降、再度下値を試す展開になるかもしれません。
ただ、30714(2/16)で高値をつけてから、すでに5か月以上経過し、200日線を割り込む水準まで下げていることや、昨日の時点で騰落レシオ(25日)は80%を割り込むところまで低下してきている点などからすると、そろそろ反転してきてもおかしくないと思います。
引き続き、現在の水準では押し目買いが有利になるのではないかと考えます。