連休中の米国株式市場が堅調だったことが好感され、今日の日経平均は27990円で寄り付き、450円程度高い水準で開始。
9時15分に28036円まで上げて、一時28000円台を回復しました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が根強いほか、これから本格化する企業決算を見極めたいとのムードもあり、買い一巡後は伸び悩む展開に。
14時39分に27786円まで値を下げて、引けは+285円の27833円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台でした。
続伸となるが、2日連続で陰線引け
連休中の米国株高をうけて、シカゴの日経平均先物は堅調。
これをうけて今日は高く始まったのですが、次第にダレる動きとなりました。
このため、日経平均の日足は2日連続で陰線引け。
5日線(今日の時点で27685円)および、200日線(今日の時点で27735円)は超えることができたのですが、動きとしてはあまり良い動きではありませんでした。
ただ、今日は中国株が安く、香港のハンセン指数は4.13%の下落していたので、その影響はあまりうけずに続伸で終わったのは、評価できる点かと思われます。
直近では7/20につけた27330円が安値となるのですが、その後、2日続伸となったものの、2日続けて陰線で引ける形になっているので、7/20の27330円で安値をつけたかどうかはまだはっきりしません。
ここで安値をつけて反発に転じたとみるためには、下落傾向にある5日線がまずは上向きに転じてくる必要があります。
5日線が上向きに転じてくるためには、明日も続伸となり、7/16の終値28003円を引け値ベースで超えてくる必要があります。
そして、トレンドが反転したとみるためには、7/13につけた戻り高値28852円を超えて、上値を切り下げる動きから脱却してくる必要があります。
今のところ日経平均は、まだトレンドが反転したとみることができないのですが、従来よりも底堅さはでてきているような感じもします。
引き続き、トレンド反転の兆しが出てくるのを待つ局面となります。