前週末のジャクソンホール会議を受けて、米国株式市場が上昇。
これを好感して日経平均は27867円で寄り付き、高寄りでスタート。
その後、9時3分に27921円まで上昇しました。
ただ、そこから売りに押されて、10時39分に27656円まで下落。
上げ幅が15円程度にまで縮小しました。
その後は引けにかけて戻す動きになり、+148円の27789円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.4兆円台でした。
8/12の戻り高値抜けを待つところ
本日の日経平均の日中高値は27921円まであり、8/25につけた戻り高値27897円を超えてきました。
ただ、その後は売りに押されたため、上げとなったものの、日足の形状は上髭ありの小陰線でした。
明日は8月最終営業日になるのですが、昨年10月から月末が安くなるというアノマリー継続しています。
このアノマリーは、先月7月まで10か月連続しているので、明日もこの流れが継続するのか、警戒されるところがあり、買い一巡後はだれる動きになったと思われます。
なお、今日は上げとなり、8/25につけた戻り高値を超える動きとなったのですが、保ち合いを抜ける動きとなったかどうかはまだわからないところです。
上げに転換したと見ていくためには、少なくとも8/12の戻り高値を抜けてくる必要があります。
8/12の戻り高値は、日経平均が28279円、TOPIXが1970.38となっています。
これまで上値を切り下げる動きが続いているのですが、8/12の戻り高値を抜けてくると、上値を切り下げる動きがストップすることになるので、これまでとは動きが変わってくることになります。
引き続き、どこで8/12の戻り高値を抜けてくることができるのか、注目していきたいと思います。