前日の米株式市場では、NYダウは下落でしたが、ナスダック指数は上昇で、高安まちまちの展開でした。
今日の東京市場は買い優勢でスタートし、日経平均は30387円で寄り付き、小幅高で開始。
9時45分に30358円まで下げたものの、前日までの2日間の下落で値頃感が出た銘柄の下値を拾う動きも強まり、その後は上げ幅を拡大する展開に。
大引け前の14時59分に30541円で高値をつけ、日中の高値圏で終了。
日経平均は+176円の30500円で、3日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して4.3兆円台で、商いは活発でした。
このところ軟化傾向がみられるNY市場に足を引っ張られる可能性もあるが‥‥
今日の日経平均は反転上昇となり、5日線(今日の時点で30490円)を回復する形となりました。
TOPIXも2100.17で引け、5日線(今日の時点で2100.66)をやや下回ったものの、一昨日、昨日の下落から切り返してくる動きとなりました。
東京市場は来週月曜日が祝日でお休みとなるのですが、週明けも上げてくるようだと、9/14につけた高値更新を狙ってくる動きになると思われます。
なお、その間、やや気がかりなのは、このところ軟化傾向がみられるNY市場の動きです。
NYダウは8/16に35631で高値をつけてから軟化する動きとなっており、9/14に34510まで値を下げています。
その後、やや戻して昨日は34751で引けていますが、今のところ75日線近辺(昨日の時点で34809)でもみ合う動きとなっています。
ここから切り返してくれば問題ないのですが、9/14につけた34510を割り込んでくると、調整色がやや強くなってくるのかと思われます。
仮にそのような動きとなると、日本株も足を引っ張られる形となり、高値更新となる時期が後ずれすることになります。
このような動きとなったとしても、上昇トレンド継続という大勢に影響はないのですが、短期的な動き方が異なってくると思われます。